小学校の英語授業 その効果は

小学校の英語授業 その効果は

2011年度から始まった公立小学校の英語授業ですが、2年目に入り教える側も教わる側も次第に慣れてきて授業内容もそれなりに充実してきているようです。さてこれまで紆余曲折を重ね、あらゆる議論が尽くされてようやく始まったこの英語授業ですが、教える側や学ぶ側、それに周りを取り巻く関係者が注目するのはなんと言ってもその効果です。

 

 

 

それはそうでしょう。これまでの英語教育では効果が見込めないという反省に立っての早期英語教育なのですから、それが問われないはずがありません。でも、それを問う前にここで一度考えてみなければならない大きな問題があります。

 

 

 

それは今行われている授業が週にたった1時間だけであるということについてです。【1週間の1時間の英語授業は子どもが1週間に日本語に接する時間の100分の1以下である】皆さんはこんなことを考えてことがおありでしょうか。子どもの睡眠時間を普通で8時間とすると、24時間から睡眠前後の準備時間を1時間入れて9時間を引くと残り15時間となります。

 

 

 

それが1週間だと105時間になり、この105時間の間に子どもたちはいろいろな形で日本語に接します。英語に接するのはそのうちの1時間ですから、つまり105分の1ということになります。まさか!と思ったりもするのですが、それは全体の1%にも及ばないのです。

 

 

 

こうした圧倒的に多くの時間を日本語に接する中で、たった1時間の英語への接触がいったいどんな意味を持つというのでしょうか。ですから、このたった1時間の授業に意味を持たせ、活かしていくためには父兄などの理解と協力を得て、家庭でビデオなどの視聴覚教材を使った予習復習がやっていくことが必須条件となるのです。したがってこのことに対してのじゅうぶんな周知徹底が必要になります。