日本語もよく分からないのに英語なんか

日本語もよく分からないのに英語なんか

早期に英語を学ばせることに対して反対する親がよく挙げる理由に「日本語も分からないのに英語なんか」というものがあります。こうした反対意見に対しては、ともすれば「なるほど」と思わず頷いてしまいそうになります。でもゆっくり考えてみれば、この意見が正しくないことに気づきます。

 

 

 

【普段の学習で子どもが使っている脳細胞はたった3〜4%】まず私たち人間の脳細胞について考えてみればよく理解できると思います。多少の個人差はあるようですが、もともと人に備わっている膨大な数の脳細胞のうち、日常的に人々はどれくらいそれを使用しているのでしょうか。

 

 

 

ごく普通の人だと、使っているのは全体のたったの3〜4%にすぎないのです。また学者などの比較的よく頭を使う人ででもせいぜい7%前後で、天才と言われたあのアインシュタインのような人でも15%がやっとであるということです。これから考えれば、子どもが学校でいろんな学科を一生懸命勉強している状態でも、せいぜい全体の7%しか使っていないのです。

 

 

 

ですからこれに加え、英語を学ぶためにあと数%の脳細胞を使うことが果たして無理なことと言えるでしょうか。「それは理論的には正しいかもしれないが、実際やるとなれば、やはり難しい」とおっしゃる方には次の実例を挙げればよく分かっていただけると思います。昨今アジアにおける日本からの旅行者のメッカと言われているシンガポールという国があります。この国の小学校における教育は入学時よりいきなり二ヶ国語でなされます。

 

 

 

つまり、一つは母国語とされる言語で、そしてもう一つが英語によるものなのです。母国語というのは中国系は中国語で、インド系はヒンズー語でというふうにです。ではこうした教育の結果、その学習効果はというと、一般に4年生ぐらいになる日本の中学2〜3年生の教科書程度の英文はすらすら読めるそうです。もちろん、それが聞けて話せることは言うまでもありません。これでおわかりいただけたでしょうか。